1906年(明治39年 中9回) 1年生初めて妙義山へ遠足。

 4月16日、入学式。志願者123名入学者122名。6月 第15回講話会。松崎中尉の海戦談。3学期、第16回講話会。演題は不明。10月17日18日、1年生妙義山へ旅行。初めての試みである。川越電気鉄道久保町駅(現在の東京電力付近)から大宮へ出て、信越線で松井田まで行き、妙義山麓に投宿、険悪な妙義山をおそるおそるあるいたという。この年発行予定の「会報」第7号は原稿が集まらず翌年1907年に発行された。そのため1906年の記事が少なく記録が残っていない。3月26日、第5回卒業証書授与式、56名が卒業。