6月23日(金)、前日からの雨も未明にはあがり、下刈などの森の整備作業を行いました。参加者は「川高初雁の森」事業部会幹事と同窓生有志、飯能市森林づくり推進課の皆さんの24人。曇り空であったことも幸いし、9時45分からほぼ2時間、途中に休憩をはさみながら滞りなく作業を進めることができました。中腹にある「見晴らしウッドデッキ」から上の部分や急斜面などは、整備を委託している西川広域森林組合の皆さんにも同時期に作業をしていただいており、「川高初雁の森」は一段とすっきりしてきました。また、ここしばらく老朽化が懸念されていた、名栗湖畔から「川高初雁の森」に入るシカ柵入口扉を新調することができました。これも、多くの同窓生の皆さんからの「植樹料」の寄付によるもので、改めまして感謝いたします。
終了後、「さわらびの湯」での昼食会では、懇親を深めながらも今後の活動などについて意見交換が行われました。
なおウッドデッキ付近には、今から100年ほど前に地元の人々が地元に電気を供給するために築いた、水路跡が残されてます。地域に残る「近代化遺産」です。これらの遺産も大切にしていかなければなりません。
本年度の第10回「川高初雁の森」植樹祭は、9月24日(日)開催を予定しています。多くの同窓生の皆さんの参加をお待ちしています。
- 開始にあたって市川事業部会長(中央奥マスクの人)から挨拶。
- 新調された入口扉。
- 長い鎌を使っての草刈りも慣れたもの。
- 中腹のウッドデッキ付近。きれいに草刈りされています。左側の急斜面は地元の西川広域森林組合の皆さんが刈ってくださっていました。
- 植樹された樹木の根元にお茶の木が広がってきています。鳥によって種が広がったと思われます。
- ウッドデッキから初雁の森を見下ろす。
- ウッドデッキ付近にある発電用水路跡。1922年に麓の名栗村、原市場村などに電気を供給するために「名栗水電株式会社」によって設営されたそうです。幅60cmほどの立派なコンクリート水路です。