川越 「曲水の宴」10周年記念誌発行

 平成12年5月12日、川越「曲水の宴」が、名刹「青龍山養寿院」で開催されて、以来、平成21年に10回目迎え10周年記念誌を発刊しました。

 川越の「曲水の宴」は、市民グループ「川越蔵の会(馬場弘会長・川高12回卒)と養寿院(金剛秀房住職・川高10回卒)の檀家などが中心に「川越曲水の宴実行委員会」を組織して開催されたものです。

 川越氷川祭りの起源である「氷川神社神幸祭」のなかで、氏子町内より選ばれた未婚女性が、正装束に身を包み輿に座して神様のお伴する「斎姫」という重要な役目を努める。

 この翌年、斎姫はふたたび氷川神社で正装束を身の纏うと、「斎王代」として曲水の宴の歌題を発表するため、巫女を伴い養寿院へと向かいます。

 こうして一人の女性が寺院と神社、それぞれの行事に奉仕するということが「川越曲水の宴」の特徴的場面です。