川越の名のルーツを辿る散策会が開催された

 陸上競技部OBの有志で作る川髙紫陸友会の散策会が、11月3日開催された。「河越館跡」などを散策し、陸上競技部OB会御用達の「麟」で中華を楽しむ会と題し、川越の名前のルーツとされる、河肥荘、河越館跡、常楽寺、養寿院を巡った。散策会には、川女陸上部OG10名を含む43名が参加、秋の一日を寛いだ。懇親会では、恒例の俳句会も行われ「文武両道」ぶりを遺憾なく(?)発揮した。

河越館跡に建立した常楽寺にて:米山大恵氏(髙5回)の生家で幼少の話に花が咲いた。

吟行俳句の作品:アンダーラインは関口栄一師匠の佳句三句選

・河越の里を訪ねて秋深し   大恵(髙5)   ・名刹の柿熟れたるや仰ぎ見る  助蔵(髙8) 

・駅伝で打倒大宮工懐かしむ  正義(髙10)  ・友の等の眠る墓にて誓い事   勲(髙10) 

・先輩の熱あるガイド秋暑し 柿実る母姉歩く河越路 インターハイ勝者の母と刈田みち 茂(髙13)

・古に野火まで誘う館あと  洋行(髙15)       ・義経の妻の悲愛や草紅葉  恒雄(髙15)

鈴生りの柿を見上げて河越路  旧友と歩くふる里菊かほる  利明(髙15)

・河越の昔を偲ぶ常楽寺  正彦(髙17)  ・霜月に史跡巡りて懐かしむ  貞雄(髙19)

・一陣の風に散りけり柿紅葉  腰痛に耐えて大根間引きけり  

 友来る木犀香る午後の時  栄一(鷹17)

・呑みませふ古武士となりて秋一日  忠男(髙20)  ・河越の一期一会に秋惜しむ  文昭(鷹20) 

・晩秋の古刹に安らぎ陸友会   陸友会入間の流れに渡鳥   洋子(川女OG)

 

川越高校陸上競技部OB会からのお知らせ・・・・・・・・・・川越高校陸上競技部OB会のホームページがクローズドしております。内容を一新して再開するつもりですが、しばらく時間が掛かります。同窓会ホームページ、同窓会NOWの陸上競技部OB会のコーナーで情報を提供して参ります。宜しくお願い申し上げます、        川越高校陸上競技部OB会